世界のどこかで青空教室

2016年4月スタート‼元中学校教師による世界放浪記。人生一回きり!やりたいことやらないと♪

バックパックとヤギちゃん。奇跡のコラボレーション〈インド①〉

ジャナクプルでのほのぼの生活を終えた僕はついにアジアのラスボスであるインドへ向かいます。


ジャナクプルからビルガンジーというインド国境の町までバスで移動するべく、バス停へ!


当然ツーリストバスなんてものはありませんので、ローカルバスに乗り込みます。

 

 

200円で乗れるなんてラッキー♪

 


ローカルバス初体験の僕はこの乗り物の恐怖を知りませんでした。

 


いつものように大きなバックパックを預け、バスの下のトランクに放り込まれます。

 

ん?

 


え、

 


え、

 


めっちゃドロドロじゃないすか⁉︎

 


そう、そこは泥地獄でした。


何を入れたらそんなに汚れるんだよ…

 

降り出した豪雨とおっちゃんの勢いに負けてしまいその場でカバー掛けさせて!

 

と言えなかったのです。


うわぁ、日本人・・・。

 

 


まぁ、いいか、あとでタオルで拭けば良いこと。


200円のローカルバスだし仕方ない!


と、プラス思考。

 


早速バスに乗り込むと…

 


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ああー、雨漏りしてますけど。

 


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座席がぶっ飛んでますけど。

 

 


200円のローカルバスだし仕方ない!

 

 


出発進行!


救いだったのはぎゅうぎゅう詰めじゃないこと。


エアコン無しで人口密度が高いのは本当に勘弁ですから。

 

 


が…


そんな些細な喜びも5分後に消し飛びます。


途中の停車場でありえない人数が乗り込んで来ました。

 


せっま!!

 


隣の小太りおじ様と太ももが常に密着する感じ…


いや、むしろおじ様の太ももが乗っかっています。


いやん。


このおじ様とのいちゃいちゃパラダイスタイムをあと数時間繰り返すのか。

 


絶望の時間が始まる…


と、思ったその時!


おじ様が降車します。


キター!!

 


これは大チャンス!


神様、一生のお願いです。


新垣結衣似の素敵なお姉様を僕の隣に。

 


………

 


……

 


 

 


おっさんアゲイン。

 

 


いや、普通に新垣結衣似ではないにせよ、お姉様達も乗ってるんですよ⁉︎


でも、この後もことごとく僕の隣は

 

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こんな感じのおっさん。

 


最終的に目を閉じておっさんの温もりを脳内でガッキーに変換するという技を身につけました。


200円のローカルバスだし仕方ない!

 


そして相変わらず乱暴極まりない運転でバスは進んでいきます。


ある停車場。

 


わー、ヤギさんだー!
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ん??

 

 

 

いやいやいや・・・

 

 

 

えぇぇぇぇぇえぇぇ!?

 


ヤギたちをトランクにブチ込もうとしているじゃないですか!!

 

 


マジで!?

 

ヤギってトランクで運んで良いの??


ほぇー、何だかかわいそう…


とか思っていると…

 

 

 

 


えっ?


いやいや…


まさかね…

 

 

僕のバックパックと同じトランクにブチ込んでるぅぅぅぅ!


ふざけんなよ!


だからあんなドロドロだったかんかーい!


ヤギ専用トランクに俺の荷物を入れるとは中々良い根性してるじゃないか!

 


窓をガンガン叩いて、必死に荷物を違う場所に移動してー!とジェスチャーします。

 


すると…

 


にっこり微笑んで親指を立てて「イイね!」してるんだけど。

 

 


違う違う!何も良くない!

僕の大切なバックパックちゃんとヤギちゃんを一緒にしないでって!!
ってか、何でヤギ専用トランクに俺のバックパック入れたよ?
他にも場所あったやん!
あぁーこのままじゃバックパックがヤギちゃん達の糞尿まみれに…
というかヤギちゃん途中で死んじゃうよね?
道ボコボコだし運転荒いし…
ガッタンガッタンしてるうちにヤギちゃん死ぬよ?


ヤギの死体とバックパック。


そんな奇跡のコラボレーションはイヤだ。

 


無情にも走り出すバス。


バスが揺れるたびに聞こえてくるヤギちゃん達の

 
「メエェェェェ」という悲痛な叫び。


そして隣のおっさんの太ももラブラブパラダイス。

 

 

これは何ですか?

地獄ってやつですか?

 

 

 まぁ、

 

 


200円のローカルバスだし仕方ない!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ってなるわけねぇだろ!!
やりすぎだよ!
ヤギは聞いてないよ!
ってかローカルピーポーだって流石にそれは無理だろ!
あぁぁぁぁ!
僕のバックパックー!

 

 


国境の町ビルガンジーに着き荷物を確認すると…

 

 


ヤギちゃんは生きてたよ。


でも、僕のバックパックは天に召されてました。


拭いた。


拭いた。


何度も拭いた。


涙を必死にこらえながら。(嘘)


とりあえず日本から持ってきて大切に使っていたギャッツビーの汗拭きシート全部使ったよね。


お気に入りの制汗スプレーも全部使ったよね。


でも…

 

 


クセェ。笑

 

 


テンションだだ下がりの中、国境を越えていきます。


インドのイミグレで手続きを待っているとフランス人のカップルがやってきました。


お互いの旅の話をしていると…


「私たち、車で旅しているのよ。」

 

 


すごっ!!


なんとフランスから自分たちの車でここインドまで来ていたのです。


国境からバス停まで30分かかるらしいので車に乗せてもらうことに。


手続きを終えて、車に向かうと…


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でかっ!
キャンピングカーかーい!

 

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中の様子。
冷暖房、キッチン、シャワー、全て完備。


うわぁー、こういう旅も素敵やん。


いつかキャンピングカーで旅することを決意するのでした。

 

 


そしてインド側の国境の町ラクソウルでバスチケットを買います。


僕「パトナーまで行きたいんですけど!」


おじさん「今からだと夜行。9時発しかないよ。あと7時間待ちな。」


7時間待つことも嫌ですが…


僕「そのバスって…ロ、ローカルなバ、バスですか?」


おじさん「あぁ。400円だ。」

 

仕方ない。乗るしかない。


待っている7時間、アホみたいな暑さの中汗だくになりながらカレーを食べたり、カレーを食べたり、カレーを食べたり(それ以外にすることがない)しながら待ちます。


午後9時。


恐怖のローカルバスに乗り込みます。


あっちぃ。

せまっ。

ボロっ。


寝られるわけねぇだろ!


そして相変わらずトランクの汚さは神がかり級でした。(ヤギは居ませんが)

 
不眠、そして汗でくっちゃくちゃのまま翌朝パトナーに到着!


駅に向かってバラナシ行きのチケットを購入しようとするも…

 


買い方分からない\(^o^)/

(以前インドに来た際は外国人カウンターなるものがある大きな駅で購入していたのだ。パトナーなんて観光客が1000%来ないような街にそんなカウンターはない。)

 


近くのホテルで何とかお金払って買ってきてもらいました。


レベルは3AC!!


エアコン付きの最もレベルが低い列車です。


これより下のスリーパーとかジェネラルって奴はもうインドならではの地獄を見た話を多数聞いているのでやめました。


というかこの朝のラッシュ時間に乗ったらお前死ぬぞってホテルの人に脅されました笑


ホームへ向かいます。


パトナーの駅舎!


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青空トイレ!笑
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堂々と真ん中に作るあたりがインドですね。

 


そして駅に入って…


インド鉄道あるある。


プラットホームが分からない罠。


電光掲示板見ても書いてないんですけど!!


そしてこんな時のために!

 

「お友達大作戦」
(鍛え抜いた心眼によって「素敵なインド人」を群衆から見出し、お友達になってプラットホームを教えてもらうという作戦である。この際、「素敵なインド人」を見分けるのに失敗するともれなく死亡。)

 


ジロジロ。


ジロジロ。


観光客慣れしていないせいか、周りはみんなこっちを見てくる。


何人か声をかけてみたが、そもそも英語が話せない。


その時!!


若者っぽい帽子をかぶった明らかに今風の清潔感漂う青年を発見!


キタ!あいつや!


ありったけの笑顔と爽やかな声色で話しかける。


僕「バラナシ行きの電車はどこのホームか分かる?」


青年「バラナシ?多分ここだと思うんだけど…」


まず英語話せるやん!完璧や。こいつはホンモノだぞ!


僕「じゃあここで待ってたら良いんだね?今10時で10時30分出発だから、ちょい焦っててさー。」


青年「うん、多分ここで大丈夫。君は日本人?」


僕「そうだよ!君はどこに行くの〜?」


なんて会話をして過ごします。

 

 


ただ、10時20分になっても電車が来る気配がない。


うーん、心配。


ちょっと周りを確認しに行くことに。


そして他のホームへ行こうと階段を降りていると…

 


青年「7番ホームだ!もう電車きてる!ごめん、俺間違えてた!」


僕「おっけ!ありがとう!」


バックパック2つ担ぎながら猛ダッシュします。


10時28分。


2分前滑り込みセーフ!


何とか乗ることができました。


青年よ、ありがとう!!


インドの電車は遅れて当たり前と言う話を聞いたりしますが、僕が旅行した2回ともすべての列車が定刻通りの出発でした。
もうインド鉄道をバカにしちゃいけませんね。

 

それとインド人はウザイウザイと言いますが、このように素敵な人もいっぱいいるんですよー。


こうして、聖地バラナシへと向かうのでした。

 

ちゃんちゃん。 

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