世界のどこかで青空教室

2016年4月スタート‼元中学校教師による世界放浪記。人生一回きり!やりたいことやらないと♪

馬旅5日目〈モンゴル⑧〉

おはようございます!

 

馬旅5日目を迎えました。

 

いつものように夜は2時間おきに茶々丸の安否を確認し、常に浅い眠りのため何より…

 

 

眠い!!!!


さらに、めっちゃ腹減った!!!

 


今日は絶対街に行って、ご飯たらふく食べて、布団でスヤスヤ寝てやるぞ!


と、意気込んだものの…

 

 

 

 

まさかの雨。

 

 

うそだろ…


やばすぎる。

 

 

今日は少なくとも40から60キロは進まないといけないのに…


降り続ける雨。

 

とりあえず朝ご飯のパン3切れを食べる。

 

あ、フルーツジャムが無くなった…

 

そして水を飲む。

 

ペットボトルの水ももうほとんど無い。

 

今日街に着かないと…

 

 

 


死ぬ…

 

 

 


テントの中で絶望に打ちひしがれる午前6時。

 

 

 

とりあえず明るくなるまで待とう。

きっと雨は止むはずだ!

こういう時こそポジティブシンキング!

 

 

 

 

 


7時。
ざぁざぁざぁ。

 

8時
ざぁざぁざぁ。

 

9時。
ざぁざぁざぁ。

 

10時。
ざぁざぁざぁ。

 

11時。
ざぁざぁざぁ。

 

12時。
ざぁざぁざぁ。

 

 

 

嘘だろ神様…

 

 

 

その後、空腹に耐え切れずイワシの缶詰を食べてみた。

 

うめぇぇぇ!
なんじゃこれ!
イワシサイコー!

多分、今は何を食べても最高に美味しく感じるのだろう。笑

 

テンションが最高に上がったのは良いのですが、喉が渇いてしまう。

 


でも、水は、

 

 

 

もう無い。



 

 

我慢できなかった…

 

 

テントを出て、川に向かって一直線。

 

そう、川の水を直接飲むという禁じ手を使ったのです。

 

 

ごく、ごく、ごく、ごく。


生き返るーーーーー!!!!


めっちゃうまいやん!


ミネラルウォーターの500倍は美味いわ!


ありがとう、自然の恵みよ!!


相当な量を飲みました。

一応空になったペットボトルに補給しておきます。(見た目はめっちゃ綺麗!)

 

 

その後、テントで冷静に戻る僕。

 


あーあ。
これ、マジで死ぬかもなぁ。
おっちゃんも川の水は沸騰させてからって言ってたしなぁ…
ここで倒れても病院なんて無いし…
最期に食べたのイワシ缶かぁー。
せめてラーメン食べてから死にたかったなぁー。いやでもイワシの缶詰美味しかったから良いかぁー。

 

 

 

 

 

いや、良くないから!
(良い子は絶対マネしないでね)

 

 


このようにクソみたいな1人突っ込みをするレベルにまで精神状態は悪化していました。笑

 

 


正直、雨の中出発しようかとも思いましたが、着替えを持っていないので風邪をひくリスク、そして馬も嫌がって効率が悪いこと、
そして何より、

 


足がやばいくらい痛い…

 

 

右足ブーツの釘が飛び出て出血してしまうポイントはサドルバッグの布を切り取ってその部分をカバーしたのでマシにはなったのですが…

 

靴擦れによる水ぶくれや擦り傷が尋常じゃない。

 

おっちゃんがゲキ推しするからブーツ買ったけど、絶対普段のスニーカーの方が良かったよー。

 

 

 

その後は何もしないツラさと戦い続けます。

 

進みたい。

 


町まで行きたい。

 


ご飯食べたい。

 


シャワー入りたい。

 


いや、ご飯食べたい。

 


やっぱりご飯だ!

あいむはんぐりー!!!

 


頭の中でこのルーティーンを100回以上繰り返していました。

 

 

そんな時にテントの外から聞こえる、

 

 

 

 

 

むしゃむしゃむしゃ。

by茶々丸

 

 

 

 

 

テメェコラァー!

ご主人様が餓死しそうな時にお前は…

お前は良いよなぁ、飯が無限にあるからな!

モンゴルの特上草原食べ放題プレミアコース満喫中っすか⁉︎

やってらんないっすよ!

もうお前とは絶交だかんな!

 

 

 

 

って言ったら茶々丸がちょっと悲しそうな顔をした気がしました。

 

 

 

 

あ、何かごめん。

 

 

 

 

普通に謝ります。笑

 

 

 

 

夕方、お腹が空きすぎて残りの食糧パン4切れを食べようとするが、ためらいます。

 

 

いや待てよ。明日も雨だった場合、完全に餓死だわ。

 

 

ここは我慢や。

 

 

でも…

 

 


茶々丸の美味しそうに草を食べる姿をみて我慢できなくなりました。

 

 

 

 

草、食べてみようかな。

 

 

 

プチっ。

 

 

 

 

もぐもぐ。



 

 

 

 

まっず…

 

 

 

 

うん、草……だね。

当たり前ですね。

 

 

 

午後18時頃。雨がやんできた。

 

迷ったけれど、出発。

 

今日は街までたどり着けないけれど、少し距離を縮めておきたい。

それと山岳エリアをもう少しで抜けられると思うので、そこにゲルがあれば食糧と水を調達したい。

 

しかし、未だに続く山岳エリア。

 

同じようなアップダウンを乗り越えていく。

 

だいぶ慣れてきたので鎧に足を通すこともやめて、できるだけ疲労がたまらないように工夫します。

 

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2時間くらい進んだだろうか。

 

ようやく山岳エリアの出口が見えてきました。

 

 

これで歩きやすい草原地帯に戻れた!

それだけでも嬉しい♪

 

 

 

しかも…

 

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 なんかいる。

 

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ん??

 

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家畜の群れ!!

 

これはゲルがある可能性大!!

 

やった!食糧チャーンス!

 

 

ただ、今の所見渡す限り草原のみ。

ゲルは肉眼で確認できません。

 

うーん、でも野生ってことはないと思うんだよねー。

 

と、考えていると、

 

 

 

 

 

ざぁーざぁー。

 

雨、到来。

 

 

 

急いでテントを設営して避難します。

 

あたりも若干暗くなり始めてしまいました。

 

テントで1人作戦会議を開きます。

 

今は食糧不足が何よりの難点だ。

 

ただし茶々丸と荷物を置いてゲルを探すのは危険だし、暗くなると戻れなくなる可能性もある。

 

今日はここで断念するのが無難かもしれない。

 

残りの距離40キロ程度なら1日で走破可能。

 

ならば、例えゲルが無くても、例え雨でも、無理矢理進めば明日のうちには街に着ける。

 

1日くらい何も食べなくても何とかなるだろう。水は川で汲んだし。

 

 

全ては明日。

決着をつけてやる。

(昨日も同じこと言ってた気がする笑)

 

 

最後の食糧であるパン4切れを、ひとくち1000回は噛みながら大切に食べ、決戦前夜の眠りにつきましたとさ。

 

 

☆今日の走行距離
約10キロ

 

☆現在の残り食糧
なし。


☆次の町までの距離
残り約40キロ

 

※文章ばかりの記事が続いております。当時は手が常に汚く、また精神的余裕がなかったために写真を撮る気にあまりなれませんでした。あと数記事でモンゴルを抜けるので、ご容赦ください。

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