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世界のどこかで青空教室

2016年4月スタート‼元中学校教師による世界放浪記。人生一回きり!やりたいことやらないと♪

馬旅3日目〈モンゴル⑥〉

モンゴル

前回までのあらすじ。

茶々丸とついに馬旅をスタートさせ、四苦八苦しながらも何とか第一の関門である「西の橋」にたどり着いた!

 

その夜のこと。

 

深夜3時頃。

 

眠れない。全然眠れない。

 

そう、僕の頭の中はある1つのワードで1500%占められていました。

 

 

 

 

さぶい。

 

 

 

 

 

死ぬって!

凍え死んじゃうよ!

 

 

そうなんです。何故かこの日を境にものすごく朝晩の気温の冷え込みが激しくなりました。正直、震えが止まらないレベルです。

 

装備がダメなんじゃないかって?

 

いやいや、テントに入って寝袋にくるまってダウンジャケット着用でも寒いんです。

 

仕方ないので重ね着しまくって、寝袋の中で土下座してしのぎました。笑

 

試行錯誤の結果、土下座の格好は体温を保つために非常に効果的であると断定しました。

 

もう意味不明ですよ、モンゴルの大草原でテント張ってその中で凍えながら土下座してるんですから。笑

 

土下座スタイルを続け、途中で土下寝を繰り返しながら朝7時の日の出を迎えます。

 

 

そうだ!火を起こそう!そして、インスタントラーメンで暖をとるんだ!

 

すぐさまテントを出て、簡易ガスコンロに火をつけま……

 

 

 

 

 


 


 
かちっ。かちっ。
 
あれ?

 

火がつかないよ?

 

もちろん直そうと必死に色々やりましたが効果なし。

 

 

いーーーやーーー!ヤバイ。

 

 

だって、袋インスタントラーメンがただのベビースターに。

 

 

そして、何より水の補給ができない。

 

これまで僕は大きいミネラルウォーターペットボトルを3本持って生きていました。それを消費したあとは川の水を沸騰させて使っていく予定だったのです。

 

もちろん節約していたのでまだ3リットルは残っています。

 

 

 

続けられるか?

 

 

諦めるか?

 

 

 

最大の選択を迫られます。

 

 

結論は…

 

 

 

 

 

 

続ける。

というより、断念するという選択肢が僕の中に無かった。

 

ここで引き下がる訳にはいかない。

引き返したら絶対後悔するって分かっているから。

旅に後悔を残したくない。

やれる。

やらなきゃ!!

って。

 

 

 

 

 

 

(と、カッコよさげに書きましたが旅は安全第一で行きましょう。この選択は全く肯定されるべきものではありません。というよりただのアホです。こういうヤツは痛い目みます。良い子は決して真似しないでね。)

 

まぁ何にせよ、茨の道を進むことになって、完全に気が引き締まりました。

インスタントラーメンの代わりにスニッカーズを食べ、出発の準備を終えます。

 

まずは「西の橋」まですぐに到着します。しかし、橋を中々渡ろうとしない茶々丸。多分こういう橋を渡ったことが無いのでしょう。

 

そこへ軍服を着たモンゴル兵が向こう岸からやってきました。

 

軍人「韓国人か?」

 

僕「日本人です。馬で次の町まで行くために橋を渡りたいんです。」

 

軍人「1人で?」

 

僕「はい。」

 

すると急に笑顔になり、言葉はよくわからなかったけど色々僕のことを褒めてくれてるみたいでした。

 

そしてその人が茶々丸を引いて橋を渡りきることに成功!

 

去り際に、頑張れよ!的なことを言って飴玉をくれた軍人。

 

良い人やわー!!

 

人に優しくされるって、沈んだ気分を復活させてくれる魔法みたい♪

ありがとう、モンゴル軍人さん!

 

 

さて、おっちゃん曰く

「西の橋を渡ったあとは北にあるオルハンドルの丘を目指せ。」

 

ということらしいので、北に向かいます。

 

そして、おっちゃんはこうも言っていました。

「橋を渡ると人々はフレンドリーじゃなくなる。馬泥棒とかも出てくるから、周りに気をつけろ。」

 

いやいや、橋を渡ると出てくるモンスターが変わります的な?

マジでドラクエじゃん!笑

 

でも確かに橋を渡って進んでいくと景色はだいぶ変わりました。

 

これまでは湖畔だったので、川や湖など、水が豊富なエリア。

 

しかし、橋を渡ったあとは見渡す限り一面草原。丘。

 

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まっ、とりあえず北のオルハンドルの丘を目指してひたすら進もう!

 

 

 

 

 

 

うん。ちょっと待って。

 

 

 

 

 

 

 

北ってどっちだよ!?笑

 

 

 

 

  

 

あーもうそういうことね。

あれだ、太陽の昇る方角から判断するやつね。

 

 

 

 

 

でもこれだいぶ何となくだよね⁉︎

 

こわいわー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこで僕が気づいた名案。

 

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車が通ったあとを辿る!

多分、これがオルハンドルの丘に繋がっていると信じたい。

 

 

 

 

 

そして何事もなく何時間か進み続けます。

 

 

 

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丘を越える。丘を下る。

 

 

 

丘を越える。丘を下る。

 

 

 

丘を越える。丘を・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

何回丘を登らすの!!?!

 

っていうか、どれがオルハンドルの丘なの!?

 

もう過ぎたの??

 

 

 

全く道が分からぬまま進んでいきます。

 

賢明な読者の皆様はお分かりでしょうが、道が分からないときは・・・

 

 

地元民に聞く!!!

 

 

 

 

でもね・・・。

 

橋を渡ってから・・・・。

 

ゲルが1個も無いんや。

 

 

正直、道に関しても食糧に関しても、いざとなったらゲルに駆け込んでなんとかしてもらうつもりでした。

 

あー、これはまさに

 

THEサバイバル。

 

普通に怖くなってきました。

 

感覚的には砂漠に1人取り残されたかのような・・・。

 

 

もうとにかく自分を信じて進むしかありません。

 

多分、予想によるとオルハンドルの丘は越えたと思われるので、あとは電線を見つけてたどっていくだけとおっちゃんは言っていた。

 

 

 

電線、

 

電線、

 

電線。

 

電線はどこじゃー!

 

 

この時ほど電線を欲していたことはありません。

 

石原さとみと電線が同時にプロポーズしてきたら3秒悩んでから電線と結婚するレベルです。

 

そしてもはや周りに人が居ないのをいいことに、「電線の歌」を作って熱唱していました。

 

閉ざされた丘の向こうに新しいでんせーん待っていてー、きっとー、きっとーって僕を動かしてる♪

(ミスチル終わりなき旅風)

 

狂気の沙汰ですね。笑

 

しかし、歩けども歩けども電線は見えず。

 

 

しばらく進むと、小川を発見したので休憩することに。

 

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 草は美味しいノォー。

 

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そしてパンを3切れ食べて再出発!

 

しかし結局この日は愛しの電線を見つけることなく終わりました。

 

果てしない不安に苛まされながら夕飯にパン5枚食べます。

 f:id:itsutabi:20160830005209j:image

 夕陽が綺麗だなー。

 

そして馬泥棒に怯えながら就寝。

 

果たして道は合っているのだろうか…

 

☆今日の走行距離
多分約35㎞

☆現在の残り食糧
食パン12枚
スニッカーズ×1

ツナ缶×1
イワシ缶×1
フルーツジャム×1
(インスタントラーメンは食べられなくなりました・・・)

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☆次の町までの距離
多分残り約70㎞

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