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世界のどこかで青空教室

2016年4月スタート‼元中学校教師による世界放浪記。人生一回きり!やりたいことやらないと♪

馬旅1日目〈モンゴル④〉

モンゴル


その日は快晴で出発にぴったりの朝でした。

 

ついに始まる馬旅にワクワク♪

 

「さて、馬の代金を支払って出発や!!」

 

が・・・しかし・・・

 

 

財布に120万トゥグルクが無いことに気づく。

そして近くの町にはATMが無いことに気づく。

 

結果・・・ツツェルレグへと車で片道2時間かけて戻ることに・・・。

 

何という時間の無駄(´Д` )

 

ただその途中で面白いものが見れました!!

 

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これはモンゴルのチビッコ競馬のゴール地点の様子です。

みんな最後は激しいスパートで必死に鞭をふるっていました。

どうやらこのレースは12キロの道のりを走ったみたいです。

 

何とオーナーさんの息子さんは3位!!

すごいですねーと言うと、

 

「1位じゃなきゃ意味が無いんだ。」

 

 

 

オリンピックかよ!笑

 

 

そして何より驚いたのは、みんな裸馬に乗っていること!!

鞍なんて要らないんですねー。

小さい頃からこういうレースを何度も繰り返していれば、そりゃ乗馬は上手くなりますよ・・・

モンゴル人恐るべし!!

世界の中でも乗馬普及率は圧倒的1位だろうなー。

 

あと相撲普及率ですね。

だって、みんな旭天鵬とか旭鷲山とか知ってるんですよ?

むしろ僕の方が知らないっていう・・・笑

モンゴル語で力士のすごさ語られても・・・

困りますわ!!

 

 

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レース後に我が子の元へ駆け寄る父親たち。

運動会のかけっこのノリなんでしょうねー。笑

 

 

 

 

さて、そして昼過ぎにホワイトレイクに戻ってきた僕は、無事に120万トゥグルクを支払い、馬旅作戦会議を実施します。

 

オーナーさん「いいか、ここからずっと西にある橋を目指すんだ。そして橋を渡ったら北にあるオルハンドルの丘を目指して進んでいく。たぶんオルハンドルの丘まで進んでいくと電線が見える。あとはこの電線に沿っていけば町に着くはずだ。その先は道なりに進めば良い。基本的に手綱は絶対に離すな。あとは馬は君と荷物を背負っているから負担をかけないために走らせないこと。歩きで行きなさい。距離も20㎞から35㎞くらいが1日の目安だ。それじゃ、グッドラック!」

 

 

 

うーん、もうね西とか橋とかオルハンドルとか・・・

 

 

 

 

 

 

これはドラクエですか!?笑

 

 

 

 

 

 

そして遂に、僕の相棒とご対面です。

 

じゃーん!!

 

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茶々丸、通称チャチャです。

これから、よろしく!!

  

ちなみに、僕の目標地点は次の町まで。1週間くらいの旅になるかと思います。

もう少し長くても良いかと思ったのですが、色々な事情でこのような設定になりました。

 

 

 

こうして14時20分、ホワイトレイクの暑い日差しの中、チャチャと僕の大冒険が始まったのです!!!!!

 

 

開始5分後。

 

ホワイトレイクの壮大な景色を堪能しながら、ゆっくり、ゆっくりと歩いていきます。

 

どこまでも続く草原が目の前に広がっている。

 

誰かに左右されることも、誰かに指示されることもない。

 

行きたければ進めば良い。行きたくなければ休めば良い。

 

この究極の自由にワクワク、ドキドキが止まりません。

 

開始30分。歩いていて気付いたのは、茶々丸のペースがものすごく遅い・・・。

正直、自分で歩いた方が断然早いレベルのスピードです。

そして真っ直ぐ歩いてくれない・・・。

  

最初は荷物と僕を同時に乗せているからなのか?

 

とも思って我慢していましたが、あまりに異常なのでちょっと考えてみました。

 

そして手綱を一旦離し、フリーにさせると、

 

逆方向にものすごいスピードで駆け出しました。笑

 

どんだけ家に帰りたいんだよ!

というかそんなスピード出せるんかい!笑

 

茶々丸は重度の家に帰りたい症候群の持ち主でした。

 

この後、茶々丸が逆方向に帰ろうとするたびに、可哀想なことしたのかなぁという良心の呵責に苛まされます。

 

うぅー。でも、後には戻れない。

ちゃんと終わった後は元の場所に返してあげるから!

今は前に進むことだけ考えよう!

ムチ攻撃!ペシペシペシペシ!!

 

5分後。

(また戻ろうとする茶々丸)

うおー、さっきも言ったでしょ!?ごめんね。もう何日かは戻れないんだってば!

早く戻りたいなら早く前に進もう!それが茶々丸が一番早く家に帰れる方法だぞ。

ちゃんと前に進みなさい!ペシペシペシ!!

 

5分後。

(またまた戻ろうとする茶々丸)

おいおいおい、茶々丸君。君はまた僕のムチでしばかれたいのかな?

今度は容赦しないよ?ちゃんと歩こうかコラァぁぁぁ!!ペシペシペシ!!

 

結局、こんなやりとりを繰り返して徐々に茶々丸を調教していくのでした。

 

 

 

 

そして2時間くらい進んだところで、雲行きが怪しくなってきました。

 

雨・・・

 

そう、モンゴルの8月はかなり雨が降るのです。

 

雨の中進むのは体力を消耗するのと荷物がくしゃくしゃになってしまうので、避難したい!!

 

でも、木も建物も何もない!!

 

あーーーーーーー!

 

急いでテントを設営することに。

 

まずは大きな杭を草原に打ち込んで馬をつながなくてはいけません。

 

って、打ち込めないー!!!草原なのに地面堅すぎでしょう!!!!

 

その辺にある石を拾ってきて打ち込む。が、すぐ砕けてしまう。

 

どうしたら・・・。

 

結局、ブーツで踏んづけまくったらいけた!!

 

しかし、右足ブーツが破損。

靴底の金属の釘が飛び出してしまった。歩くたびに足の裏に刺さります。

 

右足の裏は血だらけに・・・。その間にも強まる風雨。

 

テント作りも強風で苦戦します。

 

 

 

 

 

 

できた!!!!!!

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しかし、その頃にはもう荷物も体もびしょ濡れでした。

 

 

 

 

疲れ果て、ふと茶々丸に目をやると・・・

 

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むしゃむしゃむしゃ。美味しいなー。 

 

 

 

 

 

 

うぉぉぉぉぉい!!!

ちょっとは主人の心配をしなさいよ!!

茶々丸君!

まぁ、仕方ない。これから仲良くなっていこうな・・・。

 

 

テントの中で雨をやり過ごすこと2時間。

 

雨がストップ!!

 

時間は6時。まだあと暗くなるまで4時間はあるから先に進もう!

今日はただでさえ昼スタートで進みが遅いからなぁ・・・。

距離を稼がねば!!

 

 

テントを畳んで、荷物をパッキングし直して進みます。

 

が、30分後・・・。

 

 

 

 

 ざぁぁーー。

 

雨、再来。

 

 

 

またまた杭打ち、テント作りを速攻で行います。

 

もうね・・・

 

 

 

 

右足血だらけだし、雨でもハエはガンガン寄ってくるし、アブにも刺されてるし、杭打ちのための石も全然見つからないし、毎回テント作るの骨折れるし、ネットはもちろん繋がらないし、携帯の充電もできないし、シャワーはもちろんのこと手だって洗えないし、ご飯もお腹いっぱい食べられないし・・・

 

 

これはヤバイやつに足を突っ込んじまった!!笑

(いまさら)

 

 

 

 

 

そこからは雨が止むことはなく、これからの不安と心細さで涙が出そうになりながら夕飯の食パンを5枚食べて就寝しました。

 

 

1日目、終了です。

 

 

 

 

 

☆今日の走行距離

約10㎞

 

☆現在の食糧

食パン25枚

スニッカーズ×3

インスタントラーメン6袋

ツナ缶×1

イワシ缶×1

フルーツジャム×1

 

☆次の町までの距離

残り約140㎞

 

果たして、大丈夫なのか!?

 

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