世界のどこかで青空教室

2016年4月スタート‼元中学校教師による世界放浪記。人生一回きり!やりたいことやらないと♪

スーダン人とイスラム教を語らう〈マレーシア①〉

さてさて、シンガポールを飛び出た僕はマレーシアにやってきました。

 

高速バスに揺られること6時間。首都クアラルンプールに到着。

 

初めての陸路での国境越えも拍子抜けするくらい普通に終了!!

 

マレーシアに到着♪

 

 f:id:itsutabi:20160727225338j:image

クアラルンプールといえばこのペトロナスツインタワー!!

 

 

シンガポールからマレーシアに来て感じることは、多民族国家感が半端ないこと。

 

人口比率でいうと、マレー系約70%、中華系25%、インド系5%らしいですが、街を歩けば欧米からの観光客も多く、色んな国の人がごっちゃごちゃ。

 

あとはイスラム教が国教であるために、ムスリムの服装やモスクをかなり頻繁に見かけるようになりました。

 

そこで、この旅で僕がしてみたかったことの1つ!!!

 

イスラム教の人と語り合ってみよう企画を実行することにしました。

 

するとチャンスはすぐやってきます。

 

僕が宿泊していたゲストハウスの階段を登って中々部屋に入れないで困っていると・・・

 

後ろから大きな黒人さんが助けてくれました。

 

彼こそが34歳スーダン人のエーメンさんです!

f:id:itsutabi:20160727225532j:image

 

その後色々話してみると、どうやら彼はタイでビジネスをしているが、少し休みをとってここにやってきて、数日前に日本人の彼女ができたということがわかりました。

 

そんな楽しい会話をしていると、

 

「ちょっと神様とお話しする時間だから5分待ってくれ」

 

と、急にバスルームへと向かいます。

 

これはムスリムのお祈りの時間かな?
ということで彼に頼んでお祈りを見せてもらうことにしました。

 

まず口や腕や体の様々な部分を3回ずつ洗っていきます。

 

ほほう、これはお清め的なヤツですね。

 

そして靴とポケットに入っていたタバコを投げ捨て、呪文のようなものを唱え始めます。

 

コーランですね。

 

そしてひざまずいて土下座のような姿勢をとって何度も礼をしていました。

 

もちろんメッカの方角を向いて。

 

何だろう・・・このお祈りの間、僕はその真剣さに圧倒されました。

 

多分、神様とこんなに真剣に向き合うって経験が僕にはないからでしょう。

 

新しい価値観に触れた気がしました。

 

その後は屋上に行って聞きたいことを聞いてみました!

 

ちなみに僕にとって初めてのムスリム、そしてアフリカンの友達。

 

 

エキサイティング!!

 

 
僕「メッカの方角がなんで分かるの?」


エイメン「大体どこの街にもモスクがあるからねー。それで教えてくれるんだ。もしモスクが無くてもムスリム用の方位磁針アプリがある。もしアプリが使えなかったら心で感じるんだ。」

 

へー!このアプリ、お祈りの時間も表示されていて、便利!!
毎日少しお祈りの時間は変わるらしい。

 

 


僕「ラマダンでどうしても水とか飲みたくなったらどうするの?」


エイメン「もちろん日没後は大丈夫だけど。日中ってことだよね?それは仕方ない時もある。その場合はもう1日追加される。つまり2日やっちまったら、2日ラマダンの日が追加されるんだ。」

 

 

ほぉ、みんながラマダン終わってるのに自分だけってかなり嫌だな。。

 

 


僕「本当に豚肉とアルコール飲んだことない?」


エイメン「イェス。それはムスリムとして当たり前だね。でも人による。人間は間違いを犯すものだからね。イスラム教はシンプルだよー。嘘をつかない、アルコール飲まない、豚肉食べない。こんなもんだ。」

 

 

これは人によりそうですねー。

 

 

 
僕「今ムスリムが危ないみたいな認識があるけど、それに対してどう思うの?」


エイメン「ムスリムは本当に平和を願う人たちなんだ。神の前ではみな平等。どんな姿、形をしていても同じ人間。僕らは一つなんだ。だから君が困っていたら僕は君を助けるよ。見返りなんていらない。これがムスリムだよ。世界では色々言われているが、結局アメリカが金払って雇ったクレイジーがムスリム名乗ってテロするからどんどん悪いイメージになってく。メディアは信用ならないね。」

 

 

この後もずっと彼はムスリムはpeaceなんだよーって僕に熱心に説明してくれました。

 

 

 


僕「じゃあアメリカに対して嫌悪感がある?」


エイメン「それは違う。色んな状況があるのは知ってるからね。僕らは平和を好むから。だからもしアメリカの人がスーダンに来たら、僕はウェルカムと歓迎するよ。」

 

その人に罪はない、その人がどんな国籍、どんな人種だろうと僕らは同じ人間として接するんだー。その方がみんなハッピーでしょ?ですって。まさにその通りですね。

 

 

 


僕「宗教についてどう思う?」


エイメン「宗教は心のガイドラインなんだ。これがあるから正しく生きていける。君たち日本人は宗教が無くてどうやって生きているんだい?宗教をよく知り、君も何かに属するべきだと思うよ。」

 

 

うーん。心のガイドラインですか。僕ら日本人にとってのガイドラインってなんでしょう?

 

 

 

 

僕「メッカについてどう思う?」


エイメン「あそこは最高だよ。1回行ったけど、あそこで神にお祈りすると本当に不思議な感覚なんだ。言葉では表せないくらい最高の気分になる。君も行くべきさ。」

 

僕「事故の危険性があるって聞いたけど?」


エイメン「そうだね、去年かな?200人くらい死んでるよね。人がいっぱいだから仕方ない。」

 

 

仕方ない!?いやいやいや・・・


ちなみに僕も行けるのって聞いたら、行ける!!とのこと。


うーん多分無理ですよね・・・。


まずサウジアラビアは観光ビザじゃ入れないし・・・


僕がムスリムになったらという前提で話をしているのかな?

 

 

 

 

 

僕「コーランって全部言える?」


エイメン「当たり前じゃないか。小さい頃からずっと言ってるからね。そりゃ簡単だよ。」

※専門家曰く、一般の人は大事なパートだけ覚えてあとは読んだり調べたりしているとのこと。おそらくお祈りに必要なパートは覚えているという解釈だろう。

 


こんな感じの話をして夜を過ごしました。
僕もエイメンもそんなに英語が上手ではないので間違った情報があったらごめんなさい。

 

 

 

 


今回、会話の中で特に感じたのは宗教に対する絶対的な信頼。

 

彼らは迷ったとき、困ったとき、彼らが信じる神の教えに従う。

 

そうすることで心が安らぐという。

 

彼の言葉を使えば、ガイドラインに従っているという安心感なのだろう。

 

小さい頃から体に染みついている価値基準としての「宗教」

 

僕らにとって似たようなもの、すなわちガイドラインは何だろう?

 

道徳という授業で教え込まれた価値観?

 

家庭の教育?

 

うーん。

 

 

 

 

 

 

僕は週刊少年ジャンプかな笑

 

いや真面目に!!

 

日本はアニメ、マンガやゲームといった文化が非常に発展しています。

 

多くの人が何かしらのアニメやマンガを読んで育っています。

 

そして、その中には家族、仲間、友情、信念、努力、正義、仁義、現実、挫折、苦悩、恋愛などなど人生における大切な要素が必ず描かれる。

 

そう、大切なことはすべてマンガが教えてくれた気がします。


これから、日本は宗教が無いんだろう?って言われたら、

 

聖書やコーランは無いけれど「マンガ」が俺たちのガイドラインだ!!

 

って言おう。

(良い子はこんなダメな大人を真似しないように!笑)

 

クアラルンプール滞在中はこればっかり食べてました。

ナシゴレン?200円!!美味すぎ!!

f:id:itsutabi:20160727231506j:image

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村