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世界のどこかで青空教室

2016年4月スタート‼元中学校教師による世界放浪記。人生一回きり!やりたいことやらないと♪

マニラの小学校への潜入レポート!!

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ついにやってきました・・・

 

世界の学校に行ってみた。シリーズ第一弾!

 

実は出発前から日本で色々な方に協力していただいて、現地の方を紹介してもらっていました。

 

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ティムです!!

 

僕のために知り合いの公立学校の先生に片っぱしから声をかけてくれて、さらに校長先生宛の素晴らしい手紙まで作ってくれました。

 

本当に頭があがりません。ありがとう。

 

さて、ティムに紹介してもらった学校はマニラの中心地からは少し離れたケゾンという地区にある公立小学校、カリアット小学校です。

 

訪問当日の朝、タクシードライバーに場所を告げ、学校の前で降ります。

 

学校のガードマンに名前を告げ中へ入ってオフィスで待つように言われました。

 

どうやらティムの知り合いのサブリナ先生は30分後に到着するみたいなので、30分ほど待機。

 

30分経過・・・

 

サブリナ先生登場!!

 

彼女は小学校の先生を8年間やっている僕より先輩の先生でした!

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早速授業を見学させてもらうことに。

 

 彼女の担当のクラスは小学校6年生。

今日は夏休みが終わって学校が始まったばかりなので特別に「夢」についての授業をするみたいです。

 ※フィリピンでは4月〜6月初めまで夏休みです。

 

 

 教室に入り、とりあえずサブリナ先生に軽く自己紹介してと促され、英語で簡単に自己紹介しました。

 

 

僕「僕はRYOです。日本から・・・ 

 

 生徒「うおぉぉーーーー!」

ありがとーーーーー!

こんにちはーーーー!

けいおん!!あずにゃーーーん!

なるとーーーー!!!らせんがーーん!!

 

 

 

 

 

 

収集がつかない感じになってしまい、大きい声だして一回リセットしようかなーと思っていたら・・・

  

サブリナ先生が手をたたき始めました。

 

すると・・・

生徒たちもパンパンパンパンパンパン・・・・手をたたきます。

 

そしてサブリナ先生が掛け声をかけると・・・

 

生徒たち「なんちゃらばー。パン。」

 

一瞬で静かに!!!!

 

うわ、これすごい。

 

何がすごいって小6でみんなこれを真面目にやって、しかもきちんと静かになるって・・・

 

優秀だ・・・

 

 

 

 

そして、僕の紹介が終わりその後は今日の課題についての説明です。

自分の夢を絵で表現することが今日のテーマらしい。

f:id:itsutabi:20160617215253j:image (何気にこのPE(体育)Tシャツを着ている率が高い。制服は暑いのかな?冷房ないし・・・) 

 

ちなみに小学校の授業はタガログ語と英語が半分半分で、この授業は英語、この授業はタガログ語みたく住み分けをしているみたいです。

この授業はタガログ語だったので雰囲気で内容は把握しました。

 

 

作業開始です。各グループに分かれて自分の夢を絵で描き始めます。 

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家?どんな夢なんだろう?

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これはお医者さんかな?

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みんな真剣です。 

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段々出来上がってきました。

 

 

 消防士!

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ファッションデザイナー! 

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 バスケ選手!

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 フライトアテンダント!

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  学校の先生!

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 これなんだかわかります?

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これは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裁判官!!

はぁーすごい。想像力豊かですわ。 

 

 

 

 

そして発表。

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子どもたちの夢は、男子はバスケ選手、女子はCAが多かったですね。

次いで先生も人気でした。他には建築家、海軍、ナースなど色々でした。

 

 

 

 

どこの国でも、子どもが夢を語っている時の表情って本当に素敵ですよね。

ちょっと照れくさそうに、でも希望に満ち溢れていて。

ずっとその夢を持ち続けて、そしてその夢に誇りを持って、叶えて欲しいな。

 

 

 

 

 

 

 

その後は自分の描いた紙をグループで交換し合って、他の子の夢の絵に自分のアイデアを足してシェアしていました。

  

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楽しそうに意見を出し合っています。 

 

 

 

そして、最後はサブリナ先生の熱いメッセージで締めくくり、みんなで夢を掲げて

「ヒャッホーイ!」

的なことを言って終わっていました。

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※タガログ語なので何と言っているのかは分かりませんが、熱いメッセージ、そして最高に盛り上がって終わったということだけは分かりました。笑 

 

 

しかし、こうして見てみると授業の方法に関しては日本と変わらないなぁと思いました。

導入で注意を引きつけて、課題を説明。

子どもの個人的活動→発表→グループワーク→シェア。

最後に教員によるまとめ。

一方的な授業でなく、きとんとシェアして、さらに子ども同士が堂々と夢を発表できる空間を作り出している。うーん、サブリナ先生流石っす。

 

 

 

 

ちなみに教室の世界地図は

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やっぱりイギリス基準のものでした。

日本の世界地図はやっぱり特殊だよなー。

だから時差の勉強がよくわからなくなる・・・ブツブツ。笑

 

 

 

あとは生徒の人数ですかね。

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1クラス46人て!!

これはサブリナ先生も大変だと言っていました。

 

 

 

そして次は違う先生のサイエンスクラス。

実験器具の説明の授業です。

ガスバーナーとかアルコールランプとか顕微鏡などの使い方です。

この授業はみなさん楽しかった記憶ありますよね?

 

とかを扱えるんですから!!

 

しかし・・・

子どもたちは全く集中していません。

 

 

 

なぜ??

 

 

 

 

 

 

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模造紙で説明するから!!

実験器具が学校にないんです。

 

これじゃあ、子どもも興味が持てないですよね・・・

多くの発展途上国ではこのように科学の実験を学校教育で実践することが難しい場合が多いそうです。

何気なく僕らが小さい頃からやっていた実験って実は貴重な体験だったんですね。

 

 

 

 授業が終わり、その後は学校を案内してもらいました。

 

 

 

 

まずはフィーディングルーム。

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ここは健康診断であまりにも体重が減ってしまっている子に給食を提供している部屋。

国からの助成で成り立っているようで、このおかげで元気を取り戻す貧困層の子どももいるそうです。

 

 

 

 

そして驚いたのが、公立小学校には必ず保育園が設置されているとのこと。

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これは小1プロブレムという日本でもある問題に取り組むためのもの。

早い段階で集団行動や読み書きの基礎などを身につけさせて、スムーズに小学校への導入を行う目的で設置されているようです。

併設していると、小学校の雰囲気も分かるし、とても素敵な仕組みだと思います。

 

 

 

 

パソコンルーム! 

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 校舎はこんな感じでした。

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どうしてもマニラだと土地がせまいためにビルみたいな作りになってしまうとのこと。

そのせいで体育は基本的に教室で実施。軽いエクササイズで終わってしまうみたい。

やっぱり校庭は必要だよね・・・卒業式もここでやるらしい・・・せまっ!

 

 

 

 放課後はきちんと当番が掃除をしています。日本と同じ風景で和む♪

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さて、最後に日本と最も違う部分を紹介しましょう。

時間割を見てください。

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気づきました?

 

 

 

 

 

 

そうです。

1時間目が朝の5時40分からです。

 地獄か・・・

 

 

 

 

なんでこんなに早いのか?

 

 

 

 

 

 

 

それは、午前の部と午後の部で生徒が入れ替わるからなんです。

 

それほど教室の数が足りないということなんです。

 

ただ、理由はこれだけではないとサブリナ先生はいっていました。

 

基本的に公立に来る生徒は貧しい生徒が多いです。

 

そのために、午前中は学校に行って、午後は働く。

 

もしくは午前中は幼い兄弟を親が面倒見て、午後は帰ってきた子が面倒を見ることで親が働きに行ける。

 

 など、経済的に1日学校に居られない子どもの実情に合っているという側面もあるそうです。

 

また、制服もたくさん買えない家なんかは、午前中誰かが着ていた制服を午後は違う兄弟が着て行くといった方法もやるらしいです。

 

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 帰り道の風景。

これ日本だったら指導の対象ですよね。笑

 

 

 

 

 

こんな感じで学校訪問は終わりました。

 

急いで書いたので少し雑になってしまいましたが、とても多くの学びがあり、貴重な体験をさせてもらいました。

まだ僕の中で整理しきれていない部分もあるので、そのあたりはきちんと考えてから書きたいと思います。

 

 

本当に協力してくださったみなさん、ありがとうございます。

この場を借りてお礼申し上げます。

  

 

 

 

 

 

そして最後に、今回学校を訪問してみて思ったこと。

 

やっぱり世界中で教壇に立ちたい!

 

教育を通して国際貢献をしたい!

 

本当はこの日、世界のどこかで青空教室の第一弾をやりたかった。

 

ただ、今の僕にはまだ力量が圧倒的に足りないのは明白です。

 

今後の世界の旅をどうするか?

 

改めて色々考えたいと思います。

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