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世界のどこかで青空教室

2016年4月スタート‼元中学校教師による世界放浪記。人生一回きり!やりたいことやらないと♪

好きな仕事を辞めるしかない青年の話。

フィリピン

今日は棚田のあるバナウェからバギオという街にやってきました。

 

バギオは天空都市と呼ばれ、標高は1500メートルに位置するため、年間を通して気温は15〜23°Cという最高の過ごしやすさなんです!


それに目をつけた当時植民地化していたアメリカ軍が開発したとのこと。

 

そして、バナウェから到着してバスを降りると…

 

 

やっぱり涼しい!さわやか!

常夏のフィリピンにおいて、ここは本当に神がかった気候なわけですね。

 

久しぶりに長ズボンとかパーカーとかジャケットとか靴とか見た気がします。

 

そしてバギオはただの避暑地ではなく、学園都市でもあります。

 

8つの大学が集まり、何と人口の半分は学生です。

 

と、いうこともあってか、何かみんなオシャレやねん…

 

街も米軍が再開発しただけあって、オシャレやねん…

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あんまりジプニーとか走って無いし・・・

 

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あまり伝わりませんね。笑

 

 というか、人って長袖長ズボンできちんと靴を履くだけでオシャレに見えるってことに気づきました。笑

 

マニラとかセブだとそんなに服装で浮くなぁとは思わなかったけど、バギオは浮く…

 

あぁ長袖長ズボンのオシャレな服欲しい!

 

 

 

 

 

・・・

・・・・・・

 

 

ただし、忘れてはいけない!

またすぐにアホみたいにあっつい常夏のマニラに戻ることを!

 

ということで我慢我慢。

 

 

 

そして、その日は街で一番安かったドミトリーにチェックインすると先客が居ました。

 

彼の名はレイニー!28歳独身!
(雨やん!って言ったらスペルは違うってさ。)

 

おしゃべりな彼はめっちゃ話しかけてくるので、色々なことを話しました。

 

彼はセブ島出身の元オンライン英会話の学校スタッフで、今はマニラでコールセンターのスタッフをしているそうです。

 

ちょうど今は休暇をとってバギオの一人旅を楽しんでいるのだそう。

 

彼はコールセンターの仕事は本当にストレスフル!!!と言っていました。

 

フィリピンでは英語が話せる人材が多いため、アメリカの会社がコールセンターをフィリピンに置くケースが多いようです。

 

そして彼が言うには、

 

レイニー「僕はアメリカの銀行のコールセンターだったんだけどね、あいつらまじでやべぇって!1セント何かが違っただけで、ブチ切れてくるんだよ。こりゃややややややああ!って。」 

 

僕「でも1セントでもまぁ大事なんじゃん?」

 

レイニー「いやもちろん1セントでも大事よ?だけどさ、俺は悪くないじゃん?銀行が悪いじゃん?もうやってらんないよー。」

 

僕「あー、確かにそれは・・・。辞めちゃえば?笑」

 

レイニー「僕は英会話の先生を辞めたくなかった。あの仕事は本当に楽しかったし、大好きだった。毎朝、朝礼で日本人の社長が日本語で大事なことを話すんだけど、僕らは当然聞き取れないわけ。でも、必ず最後に全員で声を合わせていいとも!って言うんだ。そしたら社長は満足そうに帰っていく。僕らにとっていいとも!は魔法の言葉なんだ。」

 

うん・・・・・・

 

 

 

 

 

 

そこ!???!!

好きな理由それ!?

 

レイニー「もちろんそれだけじゃないよ。日本人の生徒はみんな真面目で礼儀正しくて、日本人スタッフもみんな一生懸命働くし。あっ、僕の生徒が一回セブに来たんだ。フィリピン人の彼女に会いに。彼は80歳だったかなぁ・・・」

 

僕「はぁ!?えっ?どうやってフィリピン人を彼女にしたの?ていうか彼女何歳よ?」

 

レイニー「彼女は25歳くらいだったと思う。どうやって彼女にしたかは知らないけど、まぁ彼はお金持ちだったから。不動産会社の社長って言ってたし。ちなみに英語は全然話せないけども。」

 

僕「えっ、それって正直彼女は本気で好きじゃないでしょ?」

 

レイニー「僕は嘘が嫌いだから言うね。彼女は完全に死んだ後の遺産目当てだったよ。僕は2人のデートの通訳として付いて行ったんだけど、彼女は暴言結構言ってたからね。僕も訳せなくて困ったよ。ははは。」

 

怖っ!

 

 

 

 

そして話は本題に。

 

レイニー「本当のところ、僕は日本人に英語を教える仕事が大好きだったんだ。彼らは真面目だからすごく成長するし、そんな関わり合いが僕には合っていた。でも、給料がどうしても足りなかった。僕は家庭に仕送りしないといけないから、どうしても高い給料の仕事を探さないといけない。そして、教師を辞めて、セブも飛び出して、マニラでコールセンターの仕事をしているんだよね。本当なら故郷のセブで先生をしたいよ。」

 

僕が通っていた語学学校の先生の中にも、給料が低いから続けられなくて辞めていった先生もいました。

 

仕事を「給料」で判断することは1つの選択肢として当然あり得ると思います。

 

ただ、仕事を「やりがい」として捉えていた人が、仕事を「給料」で判断せざるを得なくなる。

 

こんなに辛いことがあるだろうか。

もちろん日本でもこういった事例は多々あると思います。ただ、フィリピン家庭の子どもの数や経済力を見ればその割合は圧倒的にフィリピン人の方が多いと思います。

 

僕は聞いてみた。

 

僕「つらくない?」

 

レイニー「もちろん、つらいこともあるよ。だけど僕は家族が大好きだし、家族に感謝しているからね。当然のことだと思っているよ。家族の幸せが僕の幸せだからね!」

 

 

 

この感覚。

 

この感覚なんですよね。

 

本当に素敵だと思います。

 

僕も含めて日本人が失いがちな感覚。

 

でも、フィリピン人と会話していていると、みんなこの感覚を持ち合わせているんです。

 

 

 

 

好きな仕事を辞めなきゃいけない。

 

という思考ではなく、

 

大好きな家族のために生きる。

 

という思考。

 

またひとつ勉強させてもらいました。

 

 ありがとうレイニー!!

 

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