世界のどこかで青空教室

2016年4月スタート‼元中学校教師による世界放浪記。人生一回きり!やりたいことやらないと♪

中学校社会の先生が世界へ旅立つまで

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クラスで育ててた枝豆です。笑

さて、学校の先生って年間いくつもの授業をやるんですよ。

ただ、同じ内容を教えるにしても、どの切り口、どの材料で教えるのか?

どこが山場で、どこを子どもたちに伝えたいのか?

語り口やその人のキャラクターも影響するから、本当に教える人によってやり方は無限大なんですね。

これが教師の面白さのひとつなのだ!

でも正直、年間何百時間も準備をするのはツライんです・・・

しかもね、頑張って準備してもダダ滑ってしまうことも多々ある!

そんなときは職員室に戻ってめっちゃ凹んでます。


俺①「スベったぁぁぁぁ!はぁ・・もうダメかも・・才能無いから教師やめよう…」

俺②「今日のお前は調子が悪かっただけだ!プールの授業のあとだったし、6時間目だし、そりゃ子どもは眠たくなるって!今日は仏滅だしね!大丈夫!お前はできる子だ!」


 俺①「いやでも彼らは墾田永年私財法の魅力を分からぬまま大人になってしまうんだよ?もうお前才能ねぇよ・・・よし、明日辞めよう。さて、次のクラス行くか・・・」


(次のクラスに入る)


 生徒「やったー!次社会?じゃあ頑張ろうっと!」


 俺「やっぱ俺才能あるぅぅぅ!教師、続けよう!」

こんな感じで復活します笑


 結局色んな場面でふとした瞬間に子どもたちが返してくれる。

「先生のおかげで社会が好きになりました!」

「先生の授業がきっかけで、大学では国際協力を専攻に勉強しています!」

「RYO先生みたいな社会の先生になりたいと思ってます!」

僕なんかにはもったいない言葉を子どもたちからたくさんもらいました。

こういった言葉や行動で、僕たち教師はどんな疲れも、イライラも、悲しみも、一瞬で吹き飛ばすことができる。

生徒のみんな、ありがとうね。みんなのおかげで元気に生きています。

 


 さて、僕は社会の先生ですが、社会科以外の授業もあるんです。

例えば道徳!

 僕は道徳の授業でよく生き方について考えさせる授業をします。

そしてそれは自分の理想の人生を考えるという授業で起きました。

その日、子どもたちにこういう指示を出しました。


「自分の枠の中で物事を考えちゃダメ。理想の人生なのに、できる、できないで考えている人がいる。理想なんだから自分のやりたいこと全部書いちゃえよ!自分の理想を認識することが大事。中学生のうちから現実なんて見てたらつまんない大人になっちゃうよ!?やる前から僕には無理だからなんて言うな!やってみて、進んでみて、それでダメだったらまた次を考えれば良い。とりあえず、枠をなくして、自由に楽しく考えてみな!」

 

 そしてそれぞれが自分の理想の人生をプランニングし始めました。
 そんなとき、ある生徒が聞いてきたんです。


「せんせー。せんせーの理想の人生は何ですかー?」


そのとき自分は教師という職業をずっとやっていくという思考の枠にとらわれていたことに気づいた。

それは決して悪いことではないし、この仕事が大好きという自信もあったので自然と一生この仕事をして生きていこうと思っていたんだろう。

ただし、仕事をはじめてから自分の理想の人生なんて考えたことが無かったなぁと。

そして子どもたちと一緒になって一生懸命考えた。


 そこから先は自然に手が動いていた。

 

「世界一周へと旅立つ。」


 正直、僕は世界一周という夢をずっと心の奥底にしまっていた。

 社会の授業をしていて毎回思うんです。

僕が教えている知識は結局教科書やネットで拾える知識。

本当に教えたいのは教科書や資料集に出てこない世界のリアル。

 

イスラム教の慣習や歴史だけでなく、イスラム教徒の人たちが今の世界でどう考えているのか?

世界の気候帯の概要だけでなく、その気候を実際に体験して、そしてそこに住む人々はどんなことを考えているのか?

EUの仕組みだけじゃなくて、そこに住む人々は簡単に越えられる国境や統一通貨をどう考えているのか?

太平洋戦争や第二次世界大戦の概要だけじゃなくて、世界の人々、特に未来を担う各国の若者は戦争をどう捉えているのか?

こんな疑問が授業をするたびに降り積もる。


さらに僕は社会科の教師として、中学三年の国際社会の学習に力を入れています。

貧困とストリートチルドレン、児童労働とフェアトレード、紛争と少年兵、貧困とソーシャルビジネス。

多分、僕の授業を受けたことがある生徒は、記憶に刻まれているワードだと思います。

なぜなら、僕はこの世界の不平等を変えたいと切に願っているからです。

社会の教員という職を選んだのも、これからのグローバル社会で活躍する、世界を笑顔にする、ノーベル平和賞を受賞する、そんな子どもたちを育てたいと思ったから。

でも、本当は自分がそういう人になりたかった。授業をするたび、自分の手で何か世界を変える一手を打ちたい。そう思ってしまう。


だけど、頑張ってなった教師を辞めることはできない。

お金だって、世界一周したあとの仕事だって不安・・・

今までもレールの上を安全に歩いてきたはず。

だからレールを外れ、リスクを負うのはやめるべきだ!そんな風に考えていた。

でも気づいてしまったんです。

子どもたちに偉そうに「枠にとらわれるな!」と言っていた自分が一番枠にとらわれていたことに。

その日から少しずつ人生を考えるようになり、約束通り世界一周に旅立ちます。

そして世界を笑顔にするための第一歩を踏み出します。

 

 どうかこのブログを見ている人たちに伝えたい。

 

 

自分の人生って、自分自身が主人公の物語。

 

だから、その物語はいくらだって書き換えられる。

 

なのに、人は自分が脚本家なんだってことを忘れてしまう。

 

いつのまにか他人の物語に生きてしまったり、諦めて途中でシナリオを書くことをやめてしまったり。

 

思い出そう。

 

君の物語は君にしか書けないんだ。

 

君のハッピーエンドは君にしか分からないんだ。

 

せっかくもらった最高の舞台、

 

アカデミー賞とるくらいの勢いで壮大な物語を描いちゃおう‼︎

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